コラム
むくみ
問診の時に顔のお悩み、身体の状態を聞きますが
9割近い女性が”むくみ”が悩みの種。
そして”むくみ”とセットであげるのが”末端冷え症”
今日はむくみについてお話しします。
~目次~
①冷え症とむくみの原因は?
②むくみの予防法
③鍼灸師が勧める【顔むくみのツボ】
◆冷え症とむくみの原因は?
冷え症の原因の一つに血液循環の悪さがあります。
女性は男性に比べて筋肉量が少なく、弱いために
全身すみずみまで栄養を含んだ血液をうまく届けることができにくいため
身体の末端にある手先・足先に冷えを生じやすくなります。
むくみは血液中や細胞内に含まれる水分が
血管外に滲みだしたまま、過剰に溜まっていしまった状態。
特に静脈やリンパ管の流れが悪くなることで
顔、足、身体にむくみを生じます。
◆むくみの予防法
①ガードルや身体の締めつける下着をさける
②塩分やお酒をひかえめにする
③水分(お水)をしっかりとる
④過度なストレス、疲労をためない
⑤適度な運動をしてシャワーではなく浴槽につかる
中医学ではむくみの原因は「肺」「脾」「腎」の機能低下と考えます。
脾と腎を強め、胃腸機能や水分代謝を上げる、呼吸を促し、
水分の流れを良くすることが大切です!
◆鍼灸師が勧める【顔のむくみのツボ】
<眼の下のむくみ、袋状の膨らみがある>
★巨髎 ★下四白 ★下関 ★承槳
<顔の中心部がむくむ>
★迎香 ★巨髎 ★下関 ★承槳
<フェイスラインのむくみ>
★大迎 ★頬車 ★下関 ★承槳
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便秘
便秘で悩む女性は多いですよね
すっきり便がでない、コロコロとした便しかでない、毎日でない、薬を飲まないとでない・・・
便秘が続くとお腹が張ったり、食欲がなくなったり、肌があれたり、気分も下がり気味。
便秘の原因として考えられるものに
1.暴飲暴食
2.スパイス料理(辛い食べ物)の偏食
3.ストレス
4.運動不足、水分不足
5.産後、月経後、病後
6.エアコンによる身体の冷え
などがあります。
まずは便秘となっている原因を見つけ薬に頼らずに毎日スッキリ排便できるように
体質改善、体調管理をしていきましょう!
‟便秘のツボ”
★天枢 ★足三里 ★大腸兪
ニキビ
昨日まではなかったはず・・・
なのに朝起きて鏡をみると
なぜ? いつのまにニキビ⁇
10代によくみられるニキビはTゾーン(鼻、おでこ)などの
皮脂量が多い部分を中心に顔全体にできることが多いですよね。
原因は過剰な皮脂の分泌によって毛穴に皮脂がつまったり、
毛穴の周りの角質が厚くなってふさいでしまうことで起こってしまします。
若者ニキビには丁寧な洗顔で肌を清潔に保つことが一番です。
けれど、20代以降にできてしまうニキビは
顔の下半分(口まわり、あご、フェイスライン)、こめかみにできることが多くみられます。
しかも治りにくい・・・
そんなニキビは乾燥やストレス、不規則な生活、睡眠不足、偏った食生活などが
原因とみられホルモンバランスの崩れが原因と考えられます。
ニキビが急にでき始めたらそれは身体からのメッセージ。
内側(食事、生活習慣、鍼灸)からと外側(化粧品、治療薬、美容鍼)からの
両方から整えてあげるようにしましょう。
美容鍼灸
最近ではTV,雑誌、SNSでも見かける機会がふえてきた美容鍼(びようばり)。
美容鍼は”鍼”を使って施術するものなので、もちろんはり師の免許取得者でなければできません。
では、美容鍼灸って何するの?
お顔に鍼を刺していきます。
鍼の太さはは標準の髪の太さくらいで、場所や症状に合わせて2~5ミリ程度の深さ刺します。
お顔に鍼を刺すことによって、傷ついた組織は修復しようと、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生が促されていきます。コラーゲンやエラスチンは張りや弾力を出し、ヒアルロン酸は水分保持に働きますので、美容鍼をすることで美肌が期待できます。
また、同時に身体の全身調整を行うことで、血液循環良くなり、くすみが改善されて肌が艶やかになります。
けれど残念ですが、一度の施術で実感できたものがずっと維持できるわけではありません。
ウエストを細くしたい! 太ももに隙間が欲しい!と思えば、部分メンテナンスと食事と運動を続けて維持できるだけの基礎を作らなければならないのと同じですね。
基礎あるものは持続性があります。
美は1日にしてならず!
今日から始めて見ませんか?